DANCE HALL CRASHERS「BLUE PLATE SPECIAL」のレビュー



タイトル:BLUE PLATE SPECIAL(ブルー プレート スペシャル)

アーティスト:DANCE HALL CRASHERS(ダンスホール・クラッシャーズ)

概要

カリフォルニア州バークレーのスカコアバンド「DANCE HALL CRASHERS」(略称DHC)のアルバムというか、マキシシングル(EP)扱いになっている作品。1998年9月8日にリリースされた。

元々はOperation Ivy、RANCIDで活動するMatt FreemanとTim Armstrongの二人が始めたバンドだったが、紆余曲折の末、女性ツインボーカルのこのスタイルに落ち着いた。
3rdアルバム「Honey, I'm Homely!」の大ヒットにより、以降The Mighty Mighty BosstonesやBAD RELIGIONのフロントアクトを務めたり、Warped Tourに参加するなど活躍した。

その後はレコード会社を移籍したりし2000年頃まで精力的に活動したようだが、ブーム終焉にともないこちらも他のメロコアバンドと同じく、各メンバーは細々とソロ活動をしたり、違うビジネスに携わっていたりするらしい。最近の活動状況は不明である。

ブーム真っ只中の1998年にリリースされた本作は、輸入盤はエンハンスドCDとなっており、ビデオ映像や画像が見られ、日本版だとそれらが無いかわりに、4曲多く入っているというもの。管理人の手持ちは輸入盤のため、6曲のみのレビューとなります。トホホ。だって日本版って高かったんだもん。輸入盤は1280円とか1880円とかで安かったから、当時10代の管理人は当然安い方を買い漁ってたってわけ。エンハンスドCDとかいうよく分かんない方法でまあ同じ歌が聞けるんですけどね。

そのエンハンスドCDですが、管理人のwindows8のPCだと、映像は「このアイテムのフォーマットはサポートされていません」だと。音のみはエラーメッセージ続出しながらもなんとか聞けましたけど、マジかよ。まあ仕方ない、レビューいきますよ!

勝手なレビュー

1曲目「She's Trying」

泣きメロ度4 速さ3 カッコよさ4
女性ツインボーカルのハモリが気持ちいいスカコアナンバー!ホーンセクションを使わないギターとベースのみのスカは、Operation Ivyをルーツに持つ彼女達ならではなのだろう。夏の午後にピッタリな爽快なスカナンバー!

2曲目「Lady Luck」

泣きメロ度5 速さ3 カッコよさ4
回るようなギターリフとジャジーな泣きのメロディな切ないスカコアナンバー。ちょっと歪みの強いオーバードライブギターのねちっこいスカリズムが爽やかなツインボーカルと合わさり切ない展開に拍車を掛ける。良曲!

3曲目「All Mine (Remix)」

泣きメロ度2 速さ1 カッコよさ1
前作「Honey, I'm Homely!」収録曲のリミックスバージョン。全然カッコよくない。こんな曲が入ってるって事はやっぱりマキシシングル扱いなんだろうな。

4曲目「Truly Comfortable」

泣きメロ度3 速さ2 カッコよさ2
ロック調な展開のギターサウンドで始まるが、ちゃんとスカナンバーとなってます。Aメロのドラムが遅いので、なんだかイマイチノリきれない展開であり、ドラムさえ普通のテンポで叩いてくれればなぁ、と思わずにはいられない一曲。

5曲目「Shelley (Acoustic)」

泣きメロ度3 速さ2 カッコよさ4
こちらも2ndアルバム「Lockjaw」からのアコースティックセルフカバーバージョン。まあ、3曲目のへんちくりんなリミックスと比べれば、アコースティックバージョンなので、全然アリです。アコギのスカ調なカッティングが中々聴きごたえがありますね。別に悪くない。元歌の良さもあるのかも。

6曲目「I Did It For The Toys」

泣きメロ度3 速さ4 カッコよさ4
軽快なテンポのメロコアナンバー。あまりメロディアスではない単調なパンクナンバーであり、所々にスカコアっぽさが見え隠れする、良く捉えれば彼女ららしい一曲と言えるだろう。最後のシャンシャンシャンという鈴の音と、タイトルからクリスマスをテーマにした歌なのか?その割に結構爽快感のあるメロコアパンクナンバーだが(歌詞読めよって話)。

以下エンハンスドCD収録トラック

レビューは他アルバムと被るため割愛します。

エンハンスドCD 1トラック目「Mr.Blue」

前作「Honey, I'm Homely!」トラック11収録曲。

エンハンスドCD 2トラック目「Lost Again」

前作「Honey, I'm Homely!」トラック1収録曲。

エンハンスドCD 3トラック目「Enough」

前々作「Lockjaw」トラック10収録曲。

エンハンスドCD 4トラック目「Go」

前々作「Lockjaw」トラック9収録曲。

MELOCOREPUNK.COM管理人の感想

いやーこちらも当時売れましたよね、ダンスホールクラッシャーズ。当時数少ないメディアで取り上げられる際に、ランシドのティムとマットのバンドってコピーが必ず付いてた気がする。

バンド名もキャッチーだし、基本に忠実なスカコアであり、有名スカコアバンドの兄弟分みたいな感じで、女性ツインボーカルという売れる要素が詰まってるもんね。

管理人は聞いてて色々当時を思い出して懐かしい気持ちになりました。それは彼女らの音が切ない哀愁を含んだメロディだったのも大いに関係しているのかもしれません。「♪しずちょらーいえーん~しずちょらーいえーん♪」(注:1曲目She's Trying)とよく当時口ずさんでいたなぁ、とセンチな気分に浸る週末の午後。

とりあえず今でも手に入るかわかりませんが、買うならボーナス曲も入った日本版がいいでしょう!ヒット曲の「Mr.Blue」と「All Mine」の元歌がエンハンスドでなくCDトラックとして収録されているみたいですしおすし。
なんせこのエンハンスドCD、エラーメッセージ続出で再生できないんですから。てか、普通にエクスプローラーでCD-ROMとして中身が見れますから、直にダブルクリックで再生余裕なんで、変なソフトのインストールを促されますが、しなくても良さそうです。

これからの夏の気怠い暑さにピッタリなスカコアバンド!おすすめです!