TILT「COLLECT ’EM ALL」のレビュー



タイトル:COLLECT 'EM ALL(コレクトエム・オール)

アーティスト:TILT(チルト)

概要

カリフォルニア州東部イーストベイにて1992年に結成、2001年に解散したパンクバンド「TILT」の3rdアルバム。
1998年3月24日にNOFXのファットマイク氏率いるレーベル「FAT WRECK CHORDS」よりリリース。

あんまり情報の無いバンドなんだけど、なぜ管理人が当時これを買って持っていたのか覚えてない。ファットレックだから、メロコアだと思って買ったんだろうなぁ。
リードボーカルのシンダー・ブロック氏はこの手のハードコア系パンクバンドには珍しい女性ボーカルであり、他にも2つのバンドでボーカルを務めていたようだ。

2011年に一夜限りの再結成予定だったが、ベーシストのケガで中止、2015年にも一回限りの再結成をしたとか。そして今年(2017年)の1月1日にも一回限りの再結成をしたとか。なんだろう、とりあえずイベント以外は活動停止って事にしときゃいいのにね。

裏ジャケにメンバーの全身写真が載ってるんだけど、その1998年撮影のものと、2017年の再結成の映像とえらい違いでビビるんだが。
再結成後のシンダー・ブロック氏は一言で言うなら、まあふとましいお姿になられてましたよ。

GREEN DAYDookieのツアーにもサポートとして回ったり、当時はそこそこ活躍した様子。
だけどその2017年の再結成のライブのYouTubeの動画がどれも再生回数3桁程度であんまり人気は無いようですね。

まあ買って持ってたならしょうがないw
最近国内バンドのレビューが多いので、たまには海外勢、レビューです!

勝手なレビュー

1曲目「Hero Marauder」

泣きメロ度3 速さ4 カッコよさ4
スティックのカウントから入るハードコアちっくなスピードナンバー。いかにもアメリカ人女性のパンク的な歌い方、って感じのボーカルである。結構聞き込めばキャッチーなのかもしれない。
曲的には特筆するようなものは無いが、悪くは無い一曲。

2曲目「Palm Tree (In West Oakland)」

泣きメロ度3 速さ4 カッコよさ3
なんだか早口言葉のようなサビが印象的な、こちらもちょっとスピードは落ちるも速めのハードコア的ナンバー。
いかにもアメリカ人が作りました、的なメロディである。
こんなパンクのくせに(失礼)、途中転調して抑揚を付けてるとこなんかは評価しても良いポイントかと。

3曲目「Partial Birth」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ4
イントロのベースリフと入り方がカッコいいのだが、この手のハードコア系はみんなそうだが、イントロで出落ちになる場合が多いんだよねぇ。メロディの抑揚が無いからねぇ、と思ったら、結構サビが泣いててメロコア的な要素も感じられる一曲。
泣きのメロディで女性ボーカルだと、ポイント高いよねぇ。どっちにしろ女に弱いんだろ?ってツッコミは無しで。

4曲目「Old Skool Pig」

泣きメロ度2 速さ3 カッコよさ2
遅い頭打ち2ビートのドラムで始まり、サビは普通の8ビートになるという曲。普通のロックナンバーですね。パンクっぽさはあんまり無い。
途中の転調ってか、Cメロってか、抑揚つけるの好きだね、このバンド。意外と音楽性高いのかもしれない。

5曲目「Storm Center」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ2
これも普通のロックナンバーだね。サビが遅いテンポなのに、ハードコア風な抑揚の無いメロディで、どうなの?って感じだね。
なんかすげー当時っぽい、90年代前半な感じの短いギターソロを挟んで、すぐ終わっちゃう。

6曲目「Gun Play」

泣きメロ度3 速さ4 カッコよさ3
これもちょっとカッコいいぞ、ってベースリフから入り、ハードコア調のメロディで歌うスピードパンクナンバー。
ゼロイン♪ゼロイン♪~ってサビのフレーズがやたら印象に残る。

7曲目「Sterile Heaven」

泣きメロ度2 速さ3 カッコよさ2
またも早口言葉で、やや韻を踏んだかのように聞こえるまくし立て系メロディが特徴的な曲。オケは普通のロックであり、特に印象的な物はそれだけか。
これも途中で全然違う、「Cメロ」とでも言うべき(外人の曲だとBメロが無い曲多いから、Bメロと呼ぶべきなのか?)全然違うメロディを挟んでて、この辺の展開はいいのにな、って思う。

8曲目「Dear Wife」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ4
最初戦争みたいな音と、軍靴のようなマーチングのようなスネアドラムの音、静かに始まるイントロと、「親愛なる妻」ってタイトルでまぁまぁ想像はついたけど、一応歌詞を翻訳サイトへぶっこんでみたよ。
やっぱり戦争の歌だったね。ちなみに中ジャケは6人の兵隊がアメリカの国旗に向かって銃を構えているイラストだし、やっぱりこのバンドもこういう方向性なんだね。パンクだね。
曲自体は最初のサビ以降スピードパンクな疾走感溢れる、哀愁パンク、でもメロコアとはちょっと違うような印象のナンバーだね。悪くない。

9曲目「Goddess of the Moon」

泣きメロ度3 速さ3+ カッコよさ4
なんか、すぐ耳コピできそうなギターのコードのアルペジオで始まるナンバー。なのに曲が始まると雑な弾き方になるっていうね。ずっとアルペジオやりなさいよ。「アニマルズ」とか「ベンチャーズ」の演ってる「朝日の当たる家」から聞き直せよ、なんて偉そうに考えていると突然途中からスピードパンクへと変貌するっていう一粒で二度オイシイ(?)一曲。

しかしこのギターの歪み具合、管理人は結構好きかも。こういうねっとり分厚いディストーションギターの音いいよね。どっかでも書いたかもだけど、やっぱり女性ボーカルだとギターの中域を上げられるのかな?よく分かんないけど。

10曲目「Collect 'Em All」

泣きメロ度3 速さ4 カッコよさ4
ハードコア要素の強いスピードパンクでありタイトルナンバー。
悪くないけど、なんだか印象に残らない、キレイに出来過ぎてるハードコア、って印象。

11曲目「Tundra」

泣きメロ度2 速さ3 カッコよさ3
いや声伸びるなぁ。きっと歌上手いんだろうな、このシンダー・ブロックさんは。
白人女性特有な叫ぶでも無く、がなるでもない、キレイなまま野太い声が伸びてく感覚、これ日本人じゃ出せねぇもんなぁ。
全盛期の和田アキ子でもこうはならないもんなぁ、ってアレあっちの人か。でも日本人のくくりでいいよね。
曲自体はなんだかそんな事考えてる間に終わっちゃったよwww

12曲目「Dental Wreck」

泣きメロ度3 速さ4 カッコよさ3
こちらもハードコア要素強めのスピードナンバー。
2番で立て続けに出てくる「Fuck'n」ってフレーズだけど、外人が言う「ファキン」ってすげー力強く聞こえるよね。これも日本人じゃ出来ない発音だよなぁ。特に白人女の言う(ニュアンス的に敢えて女性じゃなく女って書かせてもらう)「Fuck」とか、「Shit」とか、ツバ吐かれたりとか、日本人男子のMっ気をガシガシ刺激するよねwww
日本人がパツキンに弱いのって、ソコなんじゃないか?これ黒人女性に同じこと言われたりされても、単純に恐怖心出てくるからね。そして同じこと日本人とかアジア人にやられると、どこのSM性感だよ、って話になるしwww
やっぱり白人ブロンドパツキン女よ。いや人種差別的な発言じゃないよ?あくまで恋愛心理の話として捉えてねwww
西川きよし、梅宮辰夫、川﨑麻世なんかは、そんなアマゾネスにヤラれちゃったんだろうなぁw 3人ともMっぽいもんなぁ。

13曲目「Clothes Horse」

泣きメロ度3 速さ4 カッコよさ3
疾走感溢れるイントロから入る、これもハードコアに寄せたスピードパンクナンバー。
単純そうなコード進行が味わい深いね。
まあこれも悪くないんだけど、印象には残らないね。

14曲目「Minister of Culture」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ4
更にスピードアップしたハードコア寄りパンクなんだけど、前の曲とつないでかけられたら曲が変わったの分かんなそう。
まあサビはちょっとほんのりメロディアス。カッコいいよ。
これも印象的なCメロを挟んでくる。もうシンダーちゃんたら、CCガールなんだからw

15曲目「Molly Coddled」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ3
おそらくコードはAだろうなーなんて考えさせるようなギターのイントロから始まる。
またも曲は遅いのにボーカルが早口言葉っていうね。
なんかでも声は時々キレイだよなぁ。時々ね。無理に例えるならNO DOUBTがハードコアになった感じって言うかね。
そんなこんなでラストでした!

MELOCOREPUNK.COM管理人の感想

んー、なんだか管理人が英語読めないのがいけないんだけど、なんだか情報があんまり無いバンドですねぇ。結構前に解散しちゃってるし。ホント、なんで当時コレ買ったのかなぁ。

まあパンクとしては悪くないですよ。90年代のハードコアから流れたメロコアでは無い正統派パンク、って感じしますよ。
結構キャッチーなメロディもありつつ、パンクっぽさもありーの、意外と曲の展開も練られてるしぃ、女性ボーカルだしぃ、みたいなね。
「TILT」。傾き、って事だろうけど、バンドのロゴマークもトラックがおっとっとしてるマークだし、傾いちゃってんですね、って何が?って感じだけど。

FAT WRECKのサイトだと結構褒められてる。あのサイトどのバンドも褒めてるからアテにならないけど。まあ自分トコのバンド褒めるのは当たり前なんだがwww
そこに、

Vocalist Cinder Block brings a dose of estrogen to the testosterone-fueled ranks at FAT.

とかワケわかんねぇ事書いてるんだよね。
「ボーカリストのシンダー・ブロックはテストステロン(男性ホルモンの事ね)の満ち満ちたファットレックにエストロゲン(女性ホルモンの事ね)をブチこむぜファック!」って事かなぁ。

つまり白人女にオレ達ノックアウトだぜファック!って事なんでしょうwww

前回真面目にレビューしたのにまたワケ分かんなくなったwスイマセン。
だって情報無いしー、良く知らないしー、なんだもん。
だったらなぜレビューした?ってハナシだけど、そこは、ねぇ。日を当ててあげないと(上から目線)。

というわけで、女性ボーカルハードコア、又は白人女性にヤラれたい御仁には、「TILT」是非オススメですよ!