タイトル:Crossroads and Illusions(クロスローズ アンド イリュージョンズ)
アーティスト:STRUNG OUT(ストラング・アウト)
概要
カリフォルニアのパンクバンド「STRUNG OUT」の1998年4月7日にFat Wreck Chordsよりリリースされた5曲入りマキシシングル(EP)。
Fat Wreck Chords契約第1号バンドでもある彼らだが、メタルを感じさせるような激しいギターサウンドとテクニックで、メロコアの枠に収まりきらないサウンドはその後パンクロックバンドとして大成功していくのに時間はかからなかった、そんなSTRUNG OUTのブーム全盛期の一枚。
勝手なレビュー
1曲目「Crossroads」
泣きメロ度3 速さ5 カッコよさ4
イントロから突っ走るねー!高速メロコアナンバーですよ。STRUNG OUTの得意とするメタリックな高速ナンバー。カッコいいです!
しかし途中で余計なテンポダウンした間奏が入りちょっとガッカリ。
2曲目「Mind Of My Own」
泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ3
ちょっと暗めなミディアムロックナンバー。ギターの音の厚さが印象的。まあそれだけ。興味は惹かれない。
3曲目「Barfly」
泣きメロ度3 速さ5 カッコよさ4
またもや高速ナンバーですねぇ。
メロコアってかこのダークさはメタルですよねぇ。と思ったらメロコアちっくな明るい展開へ。忙しい人たちだなぁ。
更に途中変拍子を挟み、またメロコア展開へ。本当忙しい人たちだ。
4曲目「Ghost Town」
泣きメロ度4 速さ4- カッコよさ4
ギターのリフが同じ音階のままベースのルートが動いていくイントロがなかなかだが、曲自体はちょっと早めなパンクナンバー。
悪くないよ、うん。バース2以降のメロディラインは秀逸。聞き込めば良い曲になってきそうなパンクナンバーでした。
5曲目「Open Mic」
泣きメロ度0 速さ4+ カッコよさ3
なんだかテクニカルなV系?って感じの展開で始まるインストナンバー。
よくメタルバンドとかがライブの途中とか、音合わせ出来ないときに最初にぶっつけで音合わせしながらやるような曲調。
やっぱりメロコアの枠からはみ出しちゃってるよなぁ、彼ら。
MELOCOREPUNK.COM管理人の感想
FAT WRECK CHORDS所属だったので、知ってる人は知っているという感じのメロコアバンド。
テクニカルなフレーズとサウンドで、パンクってかメタル寄りな感じだが、その疾走感と音の厚さは好きな人は好きなんじゃない?
ビルボードチャートに入ったり、Warped Tourにも参加したりワールドツアーを回ったり、今でもかなり人気があるご様子。そりゃそうだろう、最近の映像をYouTubeで見たけど、クッソテクニカルで、それでいてどことなく泣きのメロコア感も残ってて滅茶苦茶カッコいいじゃん!
こりゃ新しいアルバムも欲しくなってきたなぁ。要チェックですね!