Lagwagon「Double Plaidinum」のレビュー



タイトル:Double Plaidinum(ダブル プランディナム)

アーティスト:Lagwagon(ラグワゴン)

概要

カリフォルニアのメロコアバンド「Lagwagon」の4thアルバム。NOFXのファット・マイク氏が共同オーナーを務める「FAT WRECK CHORDS」より1997年8月12日にリリース。

ギタリストとドラマーが脱退して、体制に変化があった後のアルバム。だが既にメロコアバンドとしての地位を確立していた彼らは、今作もビルボードHeatseekersで20位にチャートインするなどのヒットを飛ばし、カリフォルニアのパンクシーンの盛り上げに一役も二役もかったわけです。

キャッチーな正統派メロコアサウンドが彼らの得意とするところですが、そんな西海岸のパンクサウンドは今作でも炸裂!気持ちの良い一枚となっています!

勝手なレビュー

1曲目「Alien 8」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ5
キャッチーな明るいメロコアナンバー!ギターの歪が硬くて管理人好みです。気持ちの良い正統派メロコアですね。

2曲目「Making Friends」

泣きメロ度4 速さ2 カッコよさ2
ミディアムテンポなパンクってかロックナンバー。2曲目で早くも間延びした感が否めないですねぇ。

3曲目「Unfurnished」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ4
再び登場メロコアナンバー。ラグワゴンらしい明るいカラっとした高速ナンバーになっています。
コーラスもキレイなので、もっと泣いてくれてもいいんだが。サビでドラムが裏打ちから表打ちになるのは要らない。しかも曲が終わったと思ったら次へと続く流れなのかよくわからんが、変なアコースティクな歌が入る。
まあそれは抜きの評価としましょう。

4曲目「One Thing to Live」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ3
またもやミディアムなロックナンバー。
本当当時のメロコアバンドって、全編泣きのファストパンクってバンドは居ないよね。速い泣きメロのやつなんて良くて3~4曲だよね。しかもちょいちょいドラムがテンポ落としてサボるし。そういう意味じゃ日本のメロコアバンドの方がわかりやすかったよなぁ。
まあ向こうのバンド達は日本人の好みなんか気にしちゃいなかったんだろうけどw

5曲目「Today」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ3
アルペジオのようなベースラインが印象的だが、それだけの感じなミディアムロックナンバー。次いきましょう。

6曲目「Confession」

泣きメロ度5 速さ4 カッコよさ4
ミディアムナンバーかぁ、って思っているとドラムがスピードアップ!カッコいい泣きのメロコアナンバーだったという安心できる一曲。
サビのメロディは泣き泣きで当時のキッズも納得できるレベル。ギターソロも単純な展開ながらカッコいい。正統派なメロコアナンバー!

7曲目「Bad Scene」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ3
いかにも彼ららしい、西海岸的なロックナンバー。
だけど前曲がカッコよかったからあんまり感情が動かされない。悪くはないんだけどね。

8曲目「Smile」

泣きメロ度5 速さ3+ カッコよさ4-
I HATE MY...と繰り返すイントロが怖いよ、と思うと突然泣きのメロコア展開で高まる一曲。でもサビはお約束のドラムテンポダウンでうっとおしい。ずっとツタツタビートで叩けよ。
メロディも美麗なんだが、なーんかどっかで聞いたことあるようなメロディなんだよなぁ。もう20年も前だから、こっちが先で、何か他の曲がこれに似てるって可能性も否めないんだが。最後までツタツタ2ビートだったらカッコよさ5だったのに、4‐が妥当かなぁ。

9曲目「Twenty-Seven」

泣きメロ度2 速さ3 カッコよさ2
また遅いヤツだよ。別に普通なロックじゃん。早送り。

10曲目「Choke」

泣きメロ度4 速さ3 カッコよさ3
また、これ多分ベースなんだろうな、アルペジオのようなリフから始まる一曲。
切ないメロディではあるが、ミディアムなロックナンバー。途中HIPHOPのような掛け声というか、コーラスが入りちょっとズッコケる。
何故か後半は泣きのメロコア展開となり結構カッコいい。これだって!何でこの展開でずっとやってくれないんだよ!ずっとこれなら神曲になれるのに。と思うのも束の間、すぐに遅いテンポに帰ってしまうのでした。クソが!

11曲目「Failure」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ2
またなんだか普通なロックナンバーですよ。とここまで書いて曲開始30秒時点なのですが、もういいよ。
あ、なんか「I'm Sorry」とか謝ってる。謝るなら速いメロコアやれよ!(チガウッテ)

12曲目「To All My Friend」

泣きメロ度4 速さ3 カッコよさ3
爽快なメロコア展開で始まるが、サビは悪いお約束なドラムテンポダウンという、ありがちなナンバー。
ギターソロも当時のいかにもファットレックのメロコアバンドって感じでカッコいいのに、なんでサビでドラムがサボる?そして終わったと思ったらギターのフィードバック音が1分ほど続いて、なんかアメリカのセルアウトバンドみたいなスローテンポのロックになったぞ?なんだこれ?
まあ普通のバンドならこんな歌で終わりってのもいいかもしれないけど、お前らメロコアバンドだろ?いいのか?

MELOCOREPUNK.COM管理人の感想

Lagwagon、これも有名なメロコアバンドだよねぇ。
でも何と言うか、音は王道的なあっちのパンクバンドなんだけど、何かちょっと格下バンドのように当時は管理人は感じていたんだよね。何でだろう。何か悪くないんだけど、イマイチ突き抜けた感が無いってか、大人しくまとまってるってか、毒が無いってか。単に管理人の好みの問題なのかもしれないけど。現にアメリカじゃ売れてたみたいだからね。

レビュー中にも書いたけど、やっぱり日本人の好みとアメリカ人の好みは違うんだろうし、アメリカで日本人好みな泣きまくりバンドってNUFANくらいしか思いつかないし、あ、BAD RELIGIONもか。だから、これがメロコアの王道なんだろうな、と考えれば、Lagwagonに限らずドラムがテンポ落としたり、変なミディアムロックばっかりだったりも仕方ないのかもしれませんね。

あ、日本だって速い短いメロディアスなヤツしか聞かねーゼ!ってのも少数派か?そういや当時スカしたちょっと上の世代のパンクとかサブカル連中は、「メロコア」ってのはそれこそセルアウトの同義語、蔑称みたいな感じで言われる事もままあったもんね。あんなのパンクじゃねー、って発言も国内外問わず、少なからず聞いた気もするし。

あ、ラグワゴンのレビューどっかいっちゃったねwww まあ、余裕があったら聞いたらいかが?ってレベルの一枚でした!