FACE TO FACE「face to face」のレビュー



タイトル:face to face(フェイス トゥ フェイス)

アーティスト:FACE TO FACE(フェイス トゥ フェイス)

概要

カリフォルニアのメロコアバンド「FACE TO FACE」の3rdアルバム。
自身らのバンド名をタイトルに冠した今作は、1996年9月9日にA&Mレコードよりリリース。

彼らも昨今の静かなメロコアブームによる再結成祭りのご多分に漏れず、一度は解散したが、2008年より再活動し、昨年3月にはFAT WRECK CHORDSよりアルバムもリリースしている。

Warped Tourへ初参加した1996年発売のアルバムと言う事で、最もノリにノっている時期とも言えるが、バンドメンバーでギターボーカルのキースとともに作曲をしていたベースボーカルのマット・リドルが脱退したりと、バンド体制が変わってからの新体制でのスタジオアルバムと言う事らしい。そのタイトルが自身のバンド名とか、何だか意味深。

その今作だが、なんと昨年(2016年)12月10日に、NOFXのファット・マイク氏が共同オーナーを務める「FAT WRECK CHORDS」から、今作含めた初期3作品をCD及びLP版でも再リリースしているため入手は容易である。ボーナストラックも入っているようで、買うなら新品だろう。

ではレビューしていきましょう。

勝手なレビュー

1曲目「Resignation」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ4
いきなりメロコア感全開なイントロで始まる一曲目。ちょっとエモいキースの歌声と美麗なコーラスのハーモニーで爽快に駆け抜けるが、3分50秒弱あるうち、2分40秒を過ぎてから最後まで、ドラムがテンポダウンしてしまう。疲れたのか?てかならその2分40秒の時点で終わってろよ、と言った感じ。まあでも前半カッコいいから許そう。

2曲目「Walk the Walk」

泣きメロ度2 速さ3 カッコよさ3
ミディアムなロックナンバー。演奏がかっちりしてるからか、キースの声質の所為なのか、パンクに聞こえない。

3曲目「Blind」

泣きメロ度5 速さ3 カッコよさ4
ミディアムテンポなナンバーだが、かなりキャッチーでカッコいい。これは速めが好きなメロコアキッズもなんとか聞いていられるだろう。でもこれが速いヤツだったらなぁ、なんて考えてしまう。

4曲目「Ordinary」

泣きメロ度4 速さ3 カッコよさ4
印象的なギターの音から始まるミディアムナンバー。こちらも結構エモい感じで、カッコいい事はカッコいい。メロコアではないが。結構な区間8ビートをハイハット8つ叩いているので、速い曲より疲れるんではないかと思う。ちょいちょい4つ打ちに戻したり、やたらシンバルを叩いたりして休憩しているのが見て取れる。やっぱメロコアってドラムが疲れるからやたらテンポ落とすのかな。

5曲目「I Won't Lie Down」

泣きメロ度2 速さ2 カッコよさ2
続きましてもミディアムナンバーでございます。なんだか、色んなバンドにカバーされたり、モータルコンバットってアニメのサウンドトラックに入ってたりと有名みたいですが、クソ曲なので早送りで良いかと。

6曲目「Can't Change the World」

泣きメロ度5 速さ4 カッコよさ4+
やっとメロコアらしい曲が戻ってきましたよ。中盤からの泣きメロ炸裂バースは必聴。絡み合う特徴的なベースラインも秀逸。カッコよさ5でもいいんですが、イマイチサビが泣いてないんですよねぇ。なので4+かなぁ。

7曲目「Handout」

泣きメロ度4 速さ3 カッコよさ3
ミディアムナンバーに逆戻りです。悪いメロディーラインでもないんで、なんでこれ速いヤツにしなかったのかなぁ、って思う事2回目w ドラムは相変わらず高速8ビートを叩いており、それなら裏打ち2ビートでメロコアにしても疲れは変わらんだろう、むしろスネア叩く勢いが倍に付く分左手も楽になるんじゃないの?とバンド経験もロクにない管理人は思うのでした。

8曲目「Everything's Your Fault」

泣きメロ度2 速さ3 カッコよさ2
これも高速8ビートを叩き続けるミディアムナンバー。相変わらずキャッチーなメロなのは認めるけど、泣きのメロコアを期待してんだが。ひょっとして、face to faceってエモコアバンド!?

9曲目「Take It Back」

泣きメロ度2 速さ2 カッコよさ2
ミディアム以下のスローなナンバー。これなら8ビートのハイハットも楽だろうってテンポ。もうどうでもいいね。普通のロックバンドがやってそうな曲。

10曲目「Complicated」

泣きメロ度5 速さ4 カッコよさ5
来た来たキター(゜∀゜)キター!!!!イントロ最初でヒヤヒヤするが、30秒手前あたりでドカンとメロコア感が炸裂!ちょっとエコー掛かったボーカルと、サビの泣きキャッチーさと、ユニゾンするギターの音色が気持ちいい。そこまでメロディアスじゃないけど、そうは聞こえない泣き具合とエモさで合格!途中テンポダウンを挟むのはご愛敬と言う事にしておきましょう。すぐにテンポは回復し、ラストまで突っ走る!

11曲目「Put You in Your Place」

泣きメロ度4 速さ3 カッコよさ4
イントロのベースのリフがカッコいいミディアムナンバー。このテンポになってくると、8ビートハイハット8つ打ちは苦痛にならないのか?もう速い曲にしちゃえよ(3回目)。と思ったら4つ打ちにして休憩を挟んでやがるwww BPM200にも達する高速8ビートを延々ハイハット8つ打ちで叩き続けられ、しかも女性ドラマーのジッタリンジン入江氏を見習えよ!

12曲目「Falling」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ3
またもや高速8ビートなミディアムナンバー。ラストらしい哀愁が漂ってますが、そんなに褒められるほど良い曲でもないw
ロックですな、ロック。エモなのかもしれん。メロコアではない!

MELOCOREPUNK.COM管理人の感想

当時でもかなり知名度は高かったカリフォルニアのパンクバンドである彼ら「FACE TO FACE」。
音の厚さと、ボーカルのキースの声質からか、泣きのメロコアだが結構エモさも感じられる。てか今の基準だとエモコアに分類されてもおかしくない?

しっかしこのバンドも速い曲でもドラムがテンポダウンしたり、ミディアムナンバーばっかりだったりと、当時のアメリカのメロコアバンドあるあるを忠実に守ってくれちゃってて、ちょっとがっかり。

まあファットレックから初期3部作が再販売されたくらいなので、今でも結構人気、知名度ともにあるのでしょう。

管理人のは当時モノの輸入盤CDなので、再販版のボーナストラックがちょっと気になるが、まあ買いなおすほどではないわなw