The Vandals「Hitler Bad,Vandals Good.」のレビュー



タイトル:Hitler Bad,Vandals Good.(ヒトラー バッド ヴァンダルス グッド)

アーティスト:The Vandals(ヴァンダルス)

概要

カリフォルニアにて1980年結成、1982年にはEpitaph Recordsと契約していたという、こちらも元祖メロコアバンドと言える「The Vandals」の7thアルバム。The Offspringのメンバーが主宰するNITRO RECORDSより1998年6月23日にリリース。

彼らの最もヒットしたアルバムらしいが、検索しても売上枚数は出てこなかった。これは管理人の英語検索能力の低さのせいも多大にあるw

幾多のメンバーチェンジやメンバー間の訴訟wなんかを経て、2017年現在も活動中ってのも凄いですね!37年!

「ヒットラーは悪い、ヴァンダルスは良い」ってまたなんだかワケわかんないタイトルだけど、彼らは政治的なメッセージをユーモラスに歌うらしいので、そんな意味の曲が多いんでしょう。管理人は英語がわ(ry

このアルバムリリース時点でも18年のバンドキャリアを誇る彼らの作品、爽やかなカリフォルニアのファストパンクが目白押しのハズ。聞いてみましょう!

勝手なレビュー

1曲目「People That Are Going to Hell」

泣きメロ度4 速さ3 カッコよさ3
イントロの変な声で不安になるが、曲が始まればポップパンクといった感じの一曲。
特に何って事はないが、一曲目なので我慢して聞いておこう。

2曲目「Café 405」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ4
さあきましたメロコアナンバー。メロディラインが明るめなので、泣きってほどではないんですが、メロディアスには違いないですね。
リフレインするグルーヴィーなベースラインが印象に残りますね。悪くない、カッコいい一曲です。

3曲目「My Girlfriend's Dead」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ2
ミディアムなロックナンバーですよ。捨て曲ですね。興味無しw
なんか最後はパンクらしさを一生懸命出したようにがなっていますが、どうでもいいっすねw
しかしなに?彼女死んじゃったの?歌詞分かんないけどさ。

4曲目「I Know, Huh?」

泣きメロ度3 速さ4 カッコよさ3
またイントロで不安になるような変なメロディが流れますが、ちゃんとメロコアでしたよ。
でも途中でテンポダウンしたり、変なギターリフやホーンセクションが入って、カッコよさがガリガリ削られていきます。イントロの不安は的中か。ダメだなぁ。

5曲目「Money's Not an Issue」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ4
またもや明るめなファストパンクナンバー。前曲のせいで不安な気持ちのまま聞いていましたが、サビになったらそんな気持ちも消えるくらい中々いいんじゃない?
サーフミュージックみたいなエッセンスのコーラス、必要なのか?まあ悪くないからいいか、別に。

6曲目「I've Got an Ape Drape」

泣きメロ度3 速さ4- カッコよさ3
ミディアムナンバーかなぁ、って思っているとAメロから突然スピードアップ。
でもこの展開って途中でテンポダウン絶対するよなぁ、と思った矢先、案の定でしたよ。しかもなんか皆でユニゾンするハードコアが腐ったみたいな、応援歌みたいなダサいボーカルパートだし。
最後はおんなじフレーズ何度も繰り返しててウザい。タイトルも「エイプ、ドレイプ」とか韻の踏み具合がウザい。全体的に微妙。ボロクソだな。

7曲目「If the Gov't Could Read My Mind」

泣きメロ度 速さ カッコよさ
なんですか、この暗いイントロは?曲が始まったらロック()ですねぇ。早送りですねぇ。

8曲目「Too Much Drama」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ5
これはカッコよかったんだよな。当時よく聞いてたから覚えてる。美麗なコーラスラインとちょっと甘酸っぱいおセンチ系なメロディでメロコアの王道って感じ。途中のラップっぽい台詞は要らないけどね。
しかし、これに限らずアルバム聞いてても、興味無かった歌ってごっそり忘れてるんだね。というより当時も早送りしてたんだろうから、そもそも記憶してないって事か。
極論を言えば、覚えてない歌が多いCDってのは、それだけでクソって事なんだね。

だけどそのクソみたいな曲ばっかYouTubeとかiTunesの試聴にはあって、カッコいいのは無いんだよね。やっぱり管理人の方がクソなのかもしれんw

9曲目「Come Out Fighting」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ2
PENNYWISEのカバーらしいですが、カッコよくない。
なんで爽やか系なあんた達があの泥臭いペニーワイズをカバーすんのよ?しかも元歌は相当テンポ速い8ビートなのに、テンポ落としてカッコ悪くしてどうすんのwww
逆ならカッコいいけど、爽やかにしたらペニーワイズなんて何の魅力もないわwそれを証明した一曲って事か?

10曲目「Euro-Barge」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ4
変拍子みたいなドラムで始まる高速パンクナンバー。メロコアか。
ちょっとハードコアっぽくて期待したけど、なんでこの人たちって、コード音とユニゾンするっていうか、単純にスケール音をなぞってうねるようなメロディラインが好きなの?それギターが弾くフレーズであって、ボーカルラインにすんなよ!あんまり頭使わないで作れる、カッコ悪い見本な気がするんだけどw
他は結構泣きも入っててカッコいいのにさ。惜しい!

11曲目「Fucked Up Girl」

泣きメロ度1 速さ1 カッコよさ1
何これ?お前らパンクバンドだろ?狙ってやってるにしても要らねぇよこんなんwww
お前らコミックバンドだったのか?いやそういう雰囲気はあるんで、そういう目で見なきゃいけないのはわかるけど、やっぱり要らねぇよ!

12曲目「An Idea for a Movie」

泣きメロ度4 速さ3 カッコよさ3
打って変わって、静かで切ない西海岸パンクって感じのミディアムナンバーになりましたよw
まあカッコいいかは別問題なんですが。

13曲目「OK」

泣きメロ度3 速さ4 カッコよさ3
ん?聞くバンド間違えたか?と思ってしまうAメロのラップの掛け合いみたいなの何だ?この唄だけメンバーのデイヴって人の作った唄だから毛色が違うのか?
80年代のニューウェイブ、パンクみたいな雰囲気もある変なナンバー。

14曲目「So Long, Farewell」

泣きメロ度1 速さ1 カッコよさ1
The Sound of Musicの曲をパンクカバーしたらしい。悪くないね。意図はよくわかんないけど。まあヴァンダルスらしいパンクナンバーになってますよ。
カバーってのはこういう風なのが正解だね。PENNYWISEとか、同じ系統の音楽なんだけど正反対のベクトル、特にその界隈じゃカッコいいとされている側にいるヤツをカバーしちゃいけませんよ。「ぐっばーい!」と叫んで終わりです!

MELOCOREPUNK.COM管理人の感想

今年で37年のキャリアを持つ、正にメロコア黎明期からの生き字引、「THE VANDALS」。
良いのか悪いのかそんなキャリアを感じさせない爽やかなパンクロックで綴られた今作。これが一番売れたってのも分かる気がするし、1998年という時代の波にも乗ったせいでもあったんだろう。

まああらためて聞くと、キャリア長いわりに日本のメロコアシーンではイマイチ影が薄かったのもわかるような、良くも悪くもパンチも泣きも無いんだよねぇ。単純というか。同じくらいのキャリアのBAD RELIGIONやDESCENDENTSがもはやレジェンドになってるように、普通なら彼らもパンク界の重鎮、とか言われてそうなもんなんだけどね。
ペニーワイズのカバー曲がそれを如実に表しているような気がしましたよ。元がカッコいい歌、人達のカバーは、自分たちも同等のカッコよさがあって、それで最大限のカッコよさでカバーしないとオハナシにならないというのを具現化してしまったようでしたわ。

まあレコードレーベル移籍とか、激しいメンバーチェンジとか訴訟とか、なんか軍の慰問でアフガンとかイラクとか行ってたりもしてたり、色々お忙しいご様子の彼ら。まあでも続いてるって事は、やっぱり人気があるんでしょう!

まあ何だかあんまり良く書いてませんが、普通のキッズなら全然聞けると思いますよ。管理人の耳がバイアスかかり過ぎてるだけw

当時を知りたい、もっと堀りたいってコアなマニアは、この辺りも網羅しておく必要があるでしょう!