SOBUT「KICKIN' YOUR HEAD」のレビュー



タイトル:KICKIN' YOUR HEAD(キッキン ユア ヘッド)

アーティスト:SOBUT(ソバット)

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KICKIN'YOUR HEAD 〜OVERRIDE REMIX〜 [ SOBUT ]
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概要

1995年結成のパンクバンド「SOBUT」の1stアルバム。1997年7月21日に自身らが主宰するAaron Fieldよりリリース。当時わずか5日で制作したという作品だが、メロコア全盛となりはじめた時代にマッチしたサウンドと彼らのキャラクターで瞬く間にヒットとなり、15万枚を売り上げたという。

帯には

「頭にケリ(SOBUT)を入れられるとチョーヤバイ!
                    これを聞けばヤバさがわかる」

と当時パンクロックDJの肩書で活動していたDJ HIKARU氏のコメントがあり、当時のキッズの間では有名なパンチラインとなっていた。

当時メロコアバンドのファッションとして主流だったスケーター系とは一線を画すそのワルながらもイケメンなルックスに、女性ファンもかなり多かったと記憶している。

廃盤となっていたようだが、昨年デジタルリミックスされ再販されている。とはいえこれだけヒットしたCDなので中古盤が豊富に出回っている。

というわけで今でも根強いファンを持ち、パンクシーンに君臨し続ける彼らの原点となった一枚。要チェックだ!

勝手なレビュー

1曲目「KICKIN' YOUR HEAD」

泣きメロ度4 速さ5 カッコよさ5
一曲目から神曲となるこちらのナンバー。このイントロで当時のキッズは皆震えあがったんじゃないかってくらいカッコいい、これぞSOBUTというような高速パンクナンバー。
サビのテンポダウンも気にならないカッコよさ!当時のキッズが選ぶメロコアベスト10なんてのがあったら、間違いなく入るであろう有名曲。必聴。

2曲目「GAIN」

泣きメロ度3 速さ4 カッコよさ4
なぜかOiパンク調のナンバー。だがこれもSOBUTらしさが出ていてカッコいい。とにかく攻撃的な疾走感のあるサウンドが魅力。

3曲目「OVERRIDE GENERATION」

泣きメロ度4 速さ3 カッコよさ4
こちらはミディアムナンバーというか、速くないパンクナンバーとなっているが、これもキャッチーだったためかキッズの間ではかなりの有名曲だったと思われる。
速くなくてもカッコいいって難しいんだが、SOBUTはそれを見事にこなしてくる。彼らのサウンドと、いかにもイマドキ(当時ね)なワルのパンクスってイメージがそう感じさせるのかもしれない。

4曲目「FLY AGAIN」

泣きメロ度5 速さ5 カッコよさ5
隠れた名曲といっても良いくらいセンチで美麗なメロディラインのメロコアナンバー。
あぁ、なんかこのセンチなメロディに10代だった頃を思い出してきて切なくなってきたよ。当時けっこう聞いたもんなぁ。
音楽と情景って重なって記憶されるよね。それだけ記憶に残るほど当時は音楽を聴いていたんだな。

5曲目「CHERRY PIE」

泣きメロ度3 速さ2 カッコよさ2
スローなロックナンバー。なんだかラップみたいな掛け声もあり、この後にこんな歌ばっかりやるような自称ミクスチャーバンドがいっぱい出てきたけど、それをメロコアブーム時にもうやっていたんだね。

6曲目「MONKEY UNITY」

泣きメロ度3 速さ4 カッコよさ4
スカコア調で始まり、サビでギターが歪を増しメロコアサウンドへと変貌するカッコいい一曲。
間奏ではホーンセクションまで取り入れられ、これ本当に5日で作ったのかよ?と感じずにはいられない。

7曲目「FAT FACTORY」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ4
なかなかカッコよい高速ナンバー。当時の勢いとか熱気が伝わってくるような一曲ですよ。
コーラスとかボーカルがユニゾンしたりとか、SOBUTのカッコよさが凝縮された曲ですね。

8曲目「EATMAN」

泣きメロ度3 速さ4 カッコよさ4
またまたカッコいい高速パンクナンバーです!これサビでかなり早口になるんだけど、当時も今も歌詞カード見ても何言ってるかよくわかんないんだが。
まあこの曲に限らず、というかこのバンドに限らず、当時のメロコアバンドの英語はおしなべてわけわかんないんですけどね。

9曲目「NOMINAL REVOLUTION」

泣きメロ度5 速さ4 カッコよさ5
ラストにふさわしい哀愁漂うメロディとコーラスが切な気持ちよいメロコアナンバー。
良曲揃いのアルバムの幕引きにピッタリなラストナンバーでした。

MELOCOREPUNK.COM管理人の感想

いやー懐かしい!思い出しましたよ当時を。
帯のDJ HIKARUの名(迷?)フレーズといい、封入されていたアンケートはがきの郵便番号がまだ3桁だったり、なんだか色々切なかったw

バウンティハンターってアパレルブランドをDJ HIKARUがやってて、SOBUTともよく絡んでてとにかく今風に言ったらマイルドヤンキーとかカテゴライズされそうな、90年代のオシャレ系ワルって感じで、そんなファッショナブルさとか、SOBUTのカリスマ性ってとこも人気の理由だったんじゃないかな、って思う。藤原ヒロシとかね。BOONとかCOOLとか読んでたでしょ?当時。

SOBUTもメンバーチェンジを繰り返しながらも未だに活動中だし、バウンティハンターも創業20周年を超えて未だ営業中。ホント人気あるんだなぁ今でも。

ハイスタとはまた違ったカリスマ性を持つメロコア、パンクバンドだったんじゃないかと思いますね。それはこのファーストアルバムで既に完成されていると。

とにかくヤバい!聞けばわかる!これにつきますね!

2ndアルバム「JUDGEMENT CREW」のレビューはコチラ

SOBUT「JUDGEMENT CREW」のレビュー
1995年結成の当時絶大な人気を誇ったパンクバンド「SOBUT」の2ndアルバム。1997年10月1日に、自身らが主宰する「Aaron Field」よりリリース。既に1stアルバムの「KICKIN' YOUR HEAD」でキッズから絶大な支持を得ており、このアルバムもたちまちキッズの話題を席巻した。