NO USE FOR A NAME「Making Friends」のレビュー

タイトル:Making Friends(メイキング フレンズ)

アーティスト:NO USE FOR A NAME(ノー・ユース・フォー・ア・ネーム)



概要

カリフォルニアのメロコアバンド「NO USE FOR A NAME」の4作目のアルバム。1997年8月26日にNOFXのファット・マイク氏が共同オーナーを務める「FAT WRECK CHORDS」よりリリース。

言わずと知れた日本人好みの泣きのメロコアバンドである彼らの、正にメロコアブーム真っ只中だった時代のアルバム。そのためでもないのだろうが、もう泣っき泣きの日本人好みなマイナー調の哀愁漂うメロディックパンクが目白押し!その他の曲だって決して悪くない。

本当、Tony Slyの死が惜しすぎますよね。メロコアキッズは2012年、涙にくれた事でしょう。そんなTonyを偲びながら聞いていきましょう!

勝手なレビュー

1曲目「The Answer Is Still No」

泣きメロ度5 速さ5 カッコよさ5
いきなりカッコいい泣きメロが炸裂します!これは期待できますよ!てかNUFANが期待外したこと無いですけどね。
この曲のイントロ部分であり、ライブで演る時に観客が叫ぶ有名なフレーズ、「What's your name? Fuck you! That's my name!」はGlengarry Glen Rossって映画のセリフを入れたそうな。
しっかし、なんでこんなにカッコイイの?この泣きっぷりはもっと日本で売れても良かったと思う。

2曲目「Invincible」

泣きメロ度5 速さ4 カッコよさ5
前曲から間髪入れずに始まる2曲目!こちらも泣っき泣きの哀愁メロコアナンバーですよ!
泣きメロマニアにはもうこの2曲だけでもこのアルバム買って良かったと思える位!まあNUFANなんで、これだけで終わるわけないんですけど。
ちょいテクニカルなギターソロも泣き具合に一役買ってますね。

3曲目「Growing Down」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ3
一段落して8ビートなミディアムナンバーです。NUFANらしい曲ですが、泣きを期待しているキッズには物足りないでしょうね。
まあたった2分なんで、我慢、我慢。

4曲目「On the Outside」

泣きメロ度5 速さ5 カッコよさ5
ちょっとテンポ上がりまして、またまた泣きのメロコア到来です!もうタマランチ会長!オール5です!
こちらのイントロのセリフも、Nakedって映画のセリフらしいっす。何て言ってるかはわかりませんが。
→調べましたよ!エライ!

It's funny been inside and out 'cause when you are inside
you're still actually outside aren't you?
Then you can say when you're outside,
you're inside because you're always inside your head

5曲目「A Postcard Would Be Nice」

泣きメロ度4 速さ3 カッコよさ4
再び8ビートミディアムナンバーですが、文句を言ってはいけません。もう3曲もカッコいい曲が聞けてるんですから。
これも2分で終わりますので我慢してくださいwww 意外と泣きのナンバーだったりします。速かったらカッコいいのにね。

6曲目「Secret」

泣きメロ度4 速さ2 カッコよさ3
なんだかバラード的なスローナンバーですねぇ。こんな曲でも泣いているのは流石と言えましょう。でも速かったらカッコいいのにね(2回目)。
これは3分半ありますが、まあ聞いててもそんなに早送りしようとは思わないですね。

7曲目「Best Regards」

泣きメロ度5 速さ5 カッコよさ5
さーまたもや泣きまくりのメロコアナンバーのお出ましですよ!
なんだよーこれもカッコいいじゃねーかよ。ヤバイですよ、ここまで泣きまくられてカッコよすぎると段々耳がマヒしてきますよ。他のメロコアバンド聞けなくなってしまう!「♪アイホーピョーハッピー!」

8曲目「Revenge」

泣きメロ度4 速さ3 カッコよさ3
ミディアムナンバーが適度に挟まって休憩のようになってますね。
でも前の遅い曲もそうだったけど、意外と聞いてられるんだよね。メロディがカッコいいのか、NUFANがカッコいいのか。両方か!

9曲目「Sidewalk」

泣きメロ度4 速さ3 カッコよさ4
ミディアムナンバーが続きますが、他のメロコアバンドみたいにミディアムナンバーの中にたまにメロコア、ってんじゃなくて、メロコアの中にたまにミディアムナンバーなので、OK!しかも結構メロディック、って書いてる事同じだなw

10曲目「3 Month Weekend」

泣きメロ度4 速さ5 カッコよさ5
次はモチロン、そうですメロコアです!もうね、大満足ですよ。次から次へと流れる泣きメロに大失禁ですよ。
わずか1分15秒で終わってしまうという、せっかちメロコアでした。

11曲目「Sitting Duck」

泣きメロ度4 速さ3+ カッコよさ4
速めの8ビートナンバー。悪くないんですよ。他のバンドだったら、これでもメロコア扱いすると思いますよ。
でもNUFANっていう事と、このアルバムの曲たちの前では相対的にカッコよさが下がってしまいます。それだけこのアルバムが高レベルって事っすからねぇ。

12曲目「Fields of Athenry」

泣きメロ度5 速さ5 カッコよさ5
Pete St. Johnって人の1970年のフォークナンバーのカバーだそうです。
最初聞いてると、なんだよアコースティックカバーかよ、と肩を落としますが、1分くらいでその落ちた肩を支点に拳を振り上げてノリノリになれるメロコアナンバーへと変貌します!さすがNUFAN!そこにシビれる!あこがれるゥ!
元々哀愁メロディなフォークソングのメロコアカバーなんてハズれる訳が無いですからね!カッコよかった後は変な楽器の音でフィニッシュ。

12曲目シークレットトラック「Beth~Soulmate」

泣きメロ度2 速さ3 カッコよさ3
世界的ロックバンド「KISS」の「Beth」カバーだそうです。落ち着いたパンクカバーとなっています。
普通にカバーしますが、そこからノンストップで自身らのナンバー「Soulmate」を演奏しようとして「STOP!」「FUCK!」と怒鳴り演奏は停止。何なんでしょうか。意味は分かりませんが面白い展開です。その後また変な楽器の音の後、何やら歌い出して終了!

MELOCOREPUNK.COM管理人の感想

いやもうこれチョーヤバイでしょう!彼らを当時聞いたせいで、管理人の中のメロコアの基準が爆上がりしましたからね。今でもNo.1メロコアアーティストを挙げろと言われたら間違いなく彼らNUFANを挙げますよ。

そんな彼らの3rdアルバム。当然ハズすワケなく滅茶苦茶カッコいい仕上がりとなっています。この後4枚のアルバムと1枚のベスト盤を出しますが、前述の通り突然ボーカルのTony Slyが2012年に急逝。メロコア界が悲しみに包まれたのは記憶に新しい所です。その煽りでNUFANは解散。もうあの哀愁泣き泣きメロコアは聞けなくなってしまいました。時折フェスなどで他メンバーで再結成したりしたようですが。

管理人のメロコア感を形成したバンド、いや日本人の考えるメロコアってのはコレっていうのを具現化したバンドだったのでしょう。もちろん当人達は日本を意識したりはしていなかったでしょうが。

なんにせよ、これからメロコアを聞こうってリスナーはNUFANから聞くべき!このアルバムはそんなメロコア初心者にも絶対の自信を持ってオススメできる一枚です!聞きそびれている元キッズも要チェック!