Hi-STANDARD「MAKING THE ROAD」のレビュー



タイトル:MAKING THE ROAD(メイキング ザ ロード)

アーティスト:Hi-STANDARD(ハイスタンダード)
 
1枚目:国内(PIZZA OF DEATH)版 2枚目:海外(FAT WRECH CHORDS)版

概要

今年10月にニューアルバム「THE GIFT」の発売が発表され話題の、日本メロコア界の主役である「Hi-STANDARD」通称:ハイスタの4枚目のアルバム。国内では自身らが主宰する「PIZZA OF DEATH RECORDS」より1999年6月30日発売、海外ではNOFXのFAT MIKE氏がオーナーを務める「FAT WRECK CHORDS」より1999年11月2日にリリース。
(2017/10/04 The Gift発売及び、特設サイト開設により、こちらも内容一部追記)

ハイスタは1994年、1stアルバム「Last Of Sunny Day」の発売に際し、紆余曲折すったもんだの末に、仕方なくというか、そこしかなくてメジャーレーベル「Toy's Factory」でレーベル内レーベル「PIZZA OF DEATH」を設立しCD発売をしていたが、本作で遂に、インディーズレーベルとして独立!そのため今作の品番は独立一発目ということで「PZCA-1」となっている。

海外版のジャケットは黒澤 明監督の映画「用心棒」の1シーンだそうな。日本のジャケットはアメリカっぽく、アメリカのジャケットは日本っぽくなのかな?面白いね。
ちなみに国内と海外でジャケットが違うのに、何故か国内版には別紙で翻訳カードが挟まっていた。どうせ日本しか売らないジャケットなら、一緒に綴じちゃえばよかったのにねぇ。まるで輸入盤みたい。それが狙いなのかもしれないが。

制作においても、メンバー三人が楽曲制作においてお互いの意見を譲らずバチバチにぶつかりあって作ったというだけあり、活動停止前のハイスタの激しさが随所に見られるようにも感じられる。ちなみに2017年発売の「The Gift」では横山氏と難波氏は意見を覆されても納得し一回もぶつからなかったそうな。

てかこのレビュー書くにあたり、日本のwikiもアメリカのwikiも見てみたけど、全然情報書いてないのね。これだけのヒットなんだから誰かしら記載がありそうなもんなのに、何なんだろう?

「The Gift」発売前の特設サイト内のインタビューによると、

俺は『ANGRY FIST』の次のアルバムは間違いなく売れると思ってたの。時代の流れ的にも、ハイスタの勢い的にも。

と言っているようにアルバム売上はメロコアブームがピークの1999年6月なので、初動で25万枚、現在まで国内65万枚、累計100万枚を売り上げている。いやそういう時期だからこそメロコアキッズではない、「とりま流行ってればOK!」的なミーハー層にウケての売上という考え方もできますよね。あ、当時「とりま」なんて言葉なかったか?2ちゃんでは使ってたっけ?まあいいや。

THE Offspringの「SMASH」や、GREEN DAYの「Dookie」には及ばないものの、日本のメロコア、パンクロック界隈で1999年時点でトップセールスだったのでは?その後モンゴル800とか青春パンク系がもっと売り上げてるけど、あれをパンクとしていいもんだかどうだか。

しかし翌年2000年にマキシシングル「Love Is A Battlefield」をリリースし、AirJam2000を最後に、当時20歳以前だったキッズの大多数は盛り上がりの最中であり悲しみを持って、20歳以降だったキッズの大多数は既にメロコアは過去の物となっており知らないうちに、ハイスタは活動停止、メロコアシーンは幕を閉じた格好となってしまう。

しかしインディーズで65万枚は儲かっただろうなぁ。そりゃその後、難波vs横山PIZZA OF DEATHの「警告」事件に発展するわけだw

まあ説明はこのくらいにして内容の説明に移りますけど、本作はHi-STANDARDとしてもう脂の乗りまくった時期であり、1stの「Last of Sunny Day」、2nd(実質1stフルアルバム)の「GROWING UP」、3rdの「ANGRY FIST」とちょっとづつ雰囲気は変わりながらも哀愁系なのに明るいメロディと疾走感を持ったメロコアサウンドは常に堅持し、本作ではそれが更なる高みに到達した感が感じられる。

ちなみに国内PIZZA版と、海外FAT WRECK版では収録曲が微妙に違っている。

さてハイスタを取り巻く昨今の状況として、今回18年ぶりにフルアルバム「THE GIFT」のリリースが発表されパンク界隈が滅茶苦茶ざわついている事もあるので、その前に日本メロコア界の金字塔とも言える本作を「復習」という意味もこめて聞いてみたいと思います!

勝手なレビュー

1曲目「turning back」

泣きメロ度0 速さ4 カッコよさ4
あの、イマドキのインスタ女子風に言うなら、「ライブの最初で演奏されるヤーツ!」って曲ですね。

当時ライブにいかない管理人はこれ聞いて、なんだ?いきなりインストか?おいおいライブみてえだな、何が始まるんだよ?と思ったものです。思惑どおりなんでしょうが。そして2曲目へ...

2曲目「standing still」

泣きメロ度5 速さ5 カッコよさ5
2曲目(実質1曲目ですが)でいきなりハイスタらしい泣きのメロコアをぶち込んでくるとか、もう1曲目からの流れだけで今聞くと涙腺崩壊しそうですよ。
当時のライブ映像とかが思い起こされて、紐付けられている記憶が溢れてきて。とにかく2分弱を突っ走る泣きメロナンバー!オール5です!

3曲目「teenagers are all assholes」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ5
2曲目からギターのフィードバック音を途切れさせず始まるこちらのナンバー。これもクッソ有名曲でしょう!
「10代後半はみんなケツメド野郎」っていうタイトルと、ティーンを応援するような歌詞。このブログで何度も書いてるけど、これが俺達アラフォーの元キッズには青春パンクなんだって!


懐かしいなぁ。ルーズソックス。コギャルってやっぱカワイイよなぁ。もうあの時代は帰ってこないんだなぁ(遠い目)

4曲目「just rock」

泣きメロ度2 速さ5 カッコよさ4
何だかハードコア風なナンバー。横山健のプロジェクトだった「BBQ CHICKENS」がやってるような展開のナンバー。

5曲目「dear my friend」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ4
ちょっと落ち着いて、ミディアムテンポなハイスタらしいナンバー。

この歌詞の訳を見てると、まるでこの翌年のハイスタ活動休止から、長いメンバー各々の迷走も含みながらのソロ活動、例の「警告」事件、じわじわと雪解けのように関係が修復され、難波のパンクロック解禁、次曲「stay gold」の難波と横山が別ステージながら同フェスで演奏事件、じっと待っていた元キッズ達、そして2011.03.11を乗り越えてからのハイスタ大復活と元キッズたちの狂喜乱舞、去年のシングル大ヒット、そして今、皆が10月のアルバムを待っているという、1999年から2017年までの一連の流れが予言されていたかのような歌詞という、コレマジヤバくね?
封入されている歌詞カードの翻訳見ながら泣きそうですわ...涙腺崩壊ですよ。久々に聞いてレビュ―してよかった!

とにかく歌詞、そして翻訳カードを皆もう一度見てみて!鳥肌立つから!

6曲目「stay gold」

泣きメロ度4 速さ4+ カッコよさ65535
あの、もう説明する必要あんスカ?これ知らないでメロコアとか言うヤツいないでしょ?カッコよさとかランク付けてる次元の歌じゃないよね?敢えてランク付けるとすれば、カンストして65535あたりが妥当じゃない?65535って数字で歳がバレるな。なら255でも99999でも838861でも↑↑↓↓左右左右BAでも何でもいいや。若い子知らないってねw

これ、ハイスタ活動再開前の2010年のフジロックで、別々ながら難波氏と横山氏が演奏した事で、ネット上がちょっとした炎上状態になってたのを記憶してます。違う曲だったらそんなに二人が同時演奏したって言っても話題にはならなかったと思うんだよね。「stay gold」だったからこそ、聞いたファン達が「え?マジで?これ二人が演るとか、もうそれ再結成待ったなしなんじゃね?」って思ったんだと思いますよ。そのくらい神曲、って表現が陳腐に聞こえるくらいの曲。初期のファンだと、「GROWING UP」でしょとか、「New Life」じゃね?何て冗談で言うでしょうが、結局ハイスタで好きな歌No.1を投票したらコレだろうなぁ。

そしてこの曲の歌詞の翻訳もまた「予言?」ってレベルの内容で再び鳥肌モンですよ!

7曲目「no heroes」

泣きメロ度5 速さ4 カッコよさ5
なんだかレビューここまでで燃え尽きちゃった感がありますが、まだまだハイスタは管理人を諦めさせてはくれませんよ。前曲が神ってたのも何のその、この曲も切ない系泣きメロスピードパンクナンバーでリスナーにこれでもか!とメロコアを畳みかけてきます!
ちょっとNUFANとかBAD RELIGION入ってるような、明るめなイメージのハイスタらしからぬダークな泣きメロの雰囲気を感じさせる一曲です。

8曲目「glory」

泣きメロ度3 速さ3+ カッコよさ4
ちょっとテンポを落として、またまたハイスタらしい8ビートナンバー。
歌詞の翻訳カード最後、「さあみんな 俺達の栄光の日々に乾杯!!」。いやいや、あなたたちの栄光の日々、2017年もさらに後光が強くなって快進撃真っ只中ですよ!って、17年前のメロコアシーンとキッズ達、僭越ながらハイスタの3人にも伝えてあげたいなぁ。若い人気モデルとだってあんなコトやこんなこt...おや、誰か来たようだ。

9曲目「please please please」

泣きメロ度4 速さ4- カッコよさ4
これも前半はカッコいいメロコアとして、サビは前曲の流れを引き継ぐ明るめのミディアムナンバーという展開の曲。そんなにカッコよくないが、このアルバムが凄過ぎて、相対的に良い歌に聞こえる、ってかなら良い歌なのか!

10曲目「green acres」

泣きメロ度2 速さ3 カッコよさ3
1分ほどで終わる短いナンバー。といってもボーカルは難波の声でなく違う人、女性の声まで聞こえてきます。クレジットの(ビッグ コーラス)には「SUPER STUPID」の大高ジャッキー氏と「Wrench」の和田成文氏、「Lo-Lite」「Ropes」名義ですが、COKEHEAD HIPSTERSのSANO氏他に数名の名前があります。この方々が歌っているんでしょうが、女性の声はどうもボーカル、ベースの難波章浩氏の元奥さんとその友達の声だそうです。
曲は1965年から1971年にかけてアメリカで放送されたドラマ「グリーン・エーカーズ」の主題歌だそうな。何でそんなん知ってんだよ。

11曲目「changes」

泣きメロ度2 速さ3 カッコよさ3
ハイスタお得意のカバーソングシリーズ、こちらはブラック・サバスの1972年のナンバーらしい。元歌知らないけど、まあそこまでメロコアメロコアしてないけど、ちゃんとロックナンバーへ変貌させて、ハイスタのサウンドに落とし込んじゃってますよ!

12曲目「making the road blues」

泣きメロ度3 速さ5- カッコよさ4
初期のハイスタや邦楽メロコアバンド達に見られたような展開のまずツタツタ超高速ビートがあって、AメロBメロとかは普通の速いテンポになるっていう、ドラムがひたすら疲れそうなナンバー。

またも翻訳カードを見ると、「続けていくのがどんなに大変な事か」と。当時のハイスタ、結構悩んでたんだろうなぁ。空前の大ヒットの中で、どれだけの苦悩が彼らにあったのかは想像が付きませんが。
他の曲もそうだけど、翻訳カードを見るに、既にメンバー間で確執じゃないけど、何らかの怪しい雰囲気があったとも感じられる内容なんだよなぁ。作詞が難波、横山両氏になってるから、どっちがそうなのか、はたまた両方かは判別できかねますが。

13曲目「tinkerbell hates goatees」

泣きメロ度0 速さ1 カッコよさ2
突然雰囲気が一変、フルートの音色となんだかよくわかんない、サーフミュージック的なインストナンバー。ここまで大興奮で聞いてきて、一服の清涼剤ってとこか。

14曲目「lift me up don't bring me down」

泣きメロ度3 速さ3+ カッコよさ4
これもいかにもハイスタらしいナンバー。8ビートと裏打ち2ビートを巧みに使い分ける、速いのか遅いのか判別できない曲。速いところはカッコいいんだけどねぇ。まあしょうがないか。

15曲目「pentax」

泣きメロ度3 速さ5 カッコよさ5
税金について歌っている高速メロコアナンバー!ここまでのハイスタの売上とか、このCDの売上を考えると、まあ、税金に悩まされるだろうなぁ、って感じはする。
30歳前後でこの大ヒットを自身ら主宰のインディーズレーベルとして処理していくのは色々大変だっただろうなぁ。悪い大人も沢山寄ってきただろうし、誘惑も沢山あっただろう。
でも一番の誘惑はやっぱり不倫かm...おや、誰かまた来たようだwww

16曲目「nothing」

泣きメロ度5 速さ4+ カッコよさ5
電子ピアノのような音で始まり、その後は正統派高速メロコアナンバーとして突っ走るカッコいい曲!途中のテンポダウンもメロディが泣いているので気にならないくらい。キレイなメロディ、コーラスラインだが、哀愁の中にも明るさを感じるハイスタの王道サウンドである。

この歌詞も翻訳カードを読むと、何と言うか、苦悩というか、病んでるというか、「何か悩んでますね、飲みにでも行きましょうか?」と声をかけたくなりそうな内容の歌詞である。

17曲目「mosh under the rainbow」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ5
出ました、隠れ名曲、というか隠れてないか、超有名曲か!もうこの曲聞くと、大勢が砂埃の中で超デカいサークルモッシュをしてる映像が脳裏に浮かんできますよね。実際ライブやフェスでサークルモッシュに加わった方も多い事でしょう。

曲自体は大したことないと言ったら語弊がありますが、普通のミディアムナンバーであり、もうこれは、あのライブでのサークルモッシュとセットとなって語られるべき曲なんでしょうね。なんせAirJam2011でこれが演奏されなかった事で疑問の声がネット上にあがる位ですからねぇ。

今AirJam2000の映像を見ると、最後にコレでサークルモッシュしてる映像、ハイスタ再結成の前に見た時「あー、メロコアは終わっちゃったんだなぁ。」と何とも言えない哀しさと懐かしさを感じたんですが、ハイスタが再び蘇った今ではそんな感情も消え失せた、って感じしますね。

18曲目「starry night」

泣きメロ度5 速さ5 カッコよさ5
これはカッコいい超絶正統派メロコアナンバーですね!盛り上がる曲の次にカッコいい曲入れてくるっていうこのアルバムの姿勢のおかげで、このアルバムの良さが何割増しにもなってますよね!

19曲目「brand new sunset」

泣きメロ度3 速さ2 カッコよさ5
アルバムの最後を飾るにふさわしい、ミディアムテンポながら哀愁ただよう、ハイスタお得意の展開の良曲。速いヤツしか聞かない管理人でもこれは純粋に良い歌だろうなーって思うもんね。まあハイスタサウンドだから10割増し!って感じなのもあるんだけど。PVも作ってるくらいだし、一般ウケはスゴかったんだろうなぁ。

「brand new sunset」、つまり「新しい日没」なんですけど、メロコア界の日没はもう来ませんよ!歌詞の翻訳カードより「もう戻れない 戻る場所がない 今気が付いたんだ」、そうですよ!もうあなた達も我々元キッズも戻るところなんかありませんよ!メロコアと心中、次のサンセットは死ぬときですよ!って感じですねぇ。この2017年の第2次ハイスタ(メロコア)ブームとも言える今、正にそう思いますよ!

全共闘やった団塊 老害 連中がフォークソングと左翼活動と心中しそうな現在、我々氷河期からゆとり前期のAirJam世代は、良くも悪くも日本が大幅に右に振れてきて、メロコアとネトウヨ活動で心中ってパターンになりそうで怖いwwwでもそのパンク系アーティスト達は結構左翼活動が激しいっていうね。これもうわかんねぇなwww


このPV、10月発売の「The Gift」特設サイト内のインタビューにて、

横山「BRAND NEW SUNSET」(『MAKING THE ROAD』収録の楽曲)のミュージックビデオを観てもらいたいんだけど、俺、ウェストバッグを体の前につけてるの。

と言っているが、何回かPV見直したけど、横山氏ウエストバッグは後ろに付けてるよね?管理人の見方が足りないのかな。

20曲目隠しトラック「Sexy Girlfriend」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ3
何だか無音の後、波の音が聞こえて、ウクレレのような音で弾き語り?をしている曲。メロディは悪くないカッコいい感じですね。海でなんかやってるってイメージなんでしょう。終わってからも波の音がしばらく続いて修了です!
ちなみに海外版だと普通にクレジット表記がされてます。曲の内容自体は同じウクレレの弾き語りですね。

MELOCOREPUNK.COM管理人の感想

いやもうまずね、歌詞の翻訳を発売から18年にして初めて見たんですが、何よコレ!?まるで今のメロコアシーンてか、ハイスタを予言したような歌詞がずらりじゃないですか!

正直管理人はこのアルバム当時リアルタイムで買ってないんだよね。なんかハイスタって当時メジャーになりすぎてて有難みがなかったっていうか、今で言えばセルアウト的な感覚を持ってたのかもしれない。わざわざ買わなくてもいいやー、みたいな。ホラ、10代後半~22くらいまでって世間知らずでツッパッてるじゃん?管理人も何か当時のメロコアブームに対してハスに構えてたんだよねぇ。今レビューとして聞いてるこのCDも、後輩から借りパク(ごめん後輩)したヤツだからねw(ちゃんと奢ったりしてるし返せとも言われてないからチャラでしょ)
AirJam2000も、当時仲間に誘われたんだけど、もう社会人として働いてて新人社員として多忙だったから、何かそこまで気分が乗らなくて断ったんだよね。むしろ当時流行り出したHIPHOPのほうに傾倒してた気がする。その後仲間はチケット取れたみたいで、今考えると勿体ない事したなぁ。

そんなで当時あんまり聞いてなくても、ちゃんと有名曲は知ってて、当時の様相も思い出されるっていうのが、やっぱりこのアルバム、そしてハイスタの凄さなんでしょうね。

前述したけど、この1999年~2000年あたりってのが、メロコアから離れてくキッズと、新たにブームで流入してきたキッズとが混ざり合って、一番リスナーに多様性(蓮舫かよwww)があった頃、世代交代が始まった過度期なんじゃないかなぁ。この辺から入ったキッズ達は、きっとこの後スネイルランプからモンパチへと青春パンクにそのまま流れていったんだろうし、ここらでシーンから離れたキッズ達は、2011年に衝撃を食らって戻ってきた連中なんじゃないかと勝手に思ってるんだけど、どう?

ちなみに気づいた点として、このアルバムに封入されてたアンケートはがき、生年月日を書く欄に、「昭和 平成」って書いてあるんだよね。このアルバム発売時点では平成生まれは早くてもまだ10歳にならないくらいだろうに、そこはキッズを主体に考えてくれてたハイスタの親心なのかな?いや多分違うね、考え過ぎだね。そういえば最近こういうアンケートとかで、とうとう○つける欄から「明治」が消えたよね。もうほとんどいないもんなぁ、明治生まれ。ゴメン、話が反れましたね!

そんな90年代後半を支えた第1世代キッズと、青春パンク世代となった第2世代キッズ、その両方からの支持を得てる上に、この良曲揃い、その中の何曲も神曲があるっていう、日本パンク界っていうか、日本の音楽史に残したいくらいのマジで奇跡のアルバムだよねぇ。マジで涙腺崩壊したよ。リアルタイムで買わなかったとはいえ、その後借りパクして何度も聞いてるのに、歌詞までは見なかった。迂闊だったよ。
そしてその後のハイスタのたどった経緯と再結成から現在の盛りあがりを思い出し、そしてその当時の管理人自身の紐付けられた感情も思い起こさせ、なんだか夏の昼間から何とも言えないおセンチな気持ちになりましたよ。

1999年っていう、インターネット黎明期だけに、PIZZA OF DEATHもホームページを開設し、アドレスが書いてあるんだけど、これが「http://www.pizza-of-death.co.jp/」なんだよね。今のアドレスは「http://www.pizzaofdeath.com/」だから、アドレス表記ひとつでもなんだか時代を感じるよね。

そしてそして、なんせこのレビュー、午前中から書いてここまでで4時間かかってるからねwww途中で昼飯はさんだよ!仕事でもこんな一生懸命やらないってのw文字数は使ってるブログのワードプレス君によるとここまでで7500文字に達してるからね!ここまで50枚近いCDをレビューしてきたけど、一番長く時間がかかり、一番長い内容のレビューになってるっていうね。

これもハイスタだからこそ、そして「MAKING THE ROAD」っていう神盤だからこそなんだよね。まあこれだけの思い出以外にも、アルバム自体も20曲もあるっていうのも長時間労働wに拍車をかけてるんだが。

そんなわけで、もうこれは皆も10月のニューアルバム発売の前に今一度聞き込んで、当時を回想しながら、新譜を楽しみに待ちましょうよ!

そして聞いた事の無い新たなリスナーは是非コレを聞いて、メロコアの世界観を確立させてください!

※2017/10/4 「The Gift」発売されたので早速レビューしました!

Hi-STANDARD「The Gift」のレビュー
伝説的バンドの18年ぶりのフルアルバムと言う事で、発売前よりパンク、メロコア界隈では兎に角話題となり、前作「ANOTHER STARTING LINE」の時にゲリラ発売で話題となった事に味を占めたと言ったらいい方は悪いが、