NOFX「so long and thanks for all the shoes」のレビュー



タイトル:so long and thanks for all the shoes(ソー ロング アンド サンクス フォー オール ザ シューズ)

アーティスト:NOFX(ノーエフエックス)

概要

BAD RELIGIONに続くメロコアの代表的バンド「NOFX」の7枚目のアルバム。1997年11月11日にBa.Vo.のファット・マイク氏がオーナーを務めるレーベル「FAT WRECK CHORDS」...ではなく、BAD RELIGIONのブレット氏主宰の「Epitaph Records」からのリリース。

このアルバムから日本盤は無くなり、国内の店頭では当時「IMPORT ONLY」のシールが貼られ販売されていた。
管理人の住むど田舎でも発売後すぐに販売していたので、日本向けの販売ルートが既にあったからなのか?とも思うが詳細は不明。まあ思うに、日本のレコード会社あいだに挟むより、輸入商社の分だけピンハネされたほうが、エピタフにダイレクトにお金入るもんね。当時の日本での売り上げってスゴかっただろうからなぁ。アレ?エピタフと金、どっかで聞いたようなwww
管理人も当時は10代で金が無かったし、同じ物なら国内版より安い輸入盤買ってたもんなぁ。変なオススメの文言のついた帯とカタカナにされたバンド名とタイトル、ダサい意訳が入った翻訳カード、評論家ヅラしたオッサンのレビューと言う名の感想文が入って、数百円~千円近く高いとか、買わないよそんなん。向こうと同じのが欲しいに決まってんじゃんwww
あ、別にヒロ有島氏をDisってるんじゃないからねwww

(管理人所有のもの。発売後すぐに購入。)

アルバムタイトルの意味は、パンクバンドのライブにおいて、客がダイブとかモッシュのせいだと思うが、よく靴を無くし、その落ちている靴を拾って観客がバンドに対して投擲し攻撃される事が多いから、だそうだ。
そしてダグラス・アダムスて人のSF小説のタイトル「So Long, and Thanks for All the Fish」のパロディでもあるそうな。
BAD RELIGIONにしろNOFXにしろ、パンクのくせに知的だよなぁ。否、パンクだから知的なのか。

ジャケット中のメンバー写真は、なぜか下記の他のバンドの他人に置き換えられているらしい。
FAT MIKEは「Limp」の「Serge Verkhovsky」氏に
EL hefeは「Fluf」の「Otis Bartholomeu」氏
Eric Melvinは「Swingin' Utters」のローディーの「Little John」氏
Erik Sandinは「Good Riddance」の「Chuck Platt」氏

アルバムの評価としては、前作「Heavy Petting Zoo」がメロコアメロコアしてなかったため、相対的に評価が高いのと、 NOFXらしいメロコアが多く、その他のジャンル曲も従前のNOFXのようなチンプンカンプンさが無くカッコよく仕上がっているため、かなりのセールスを残したそうな。相変わらず管理人は英語がわからないから何枚売れたかは調べられていないのだが。

そんなメロコアブーム全盛期のNOFXの会心の一撃!レビューしてみましょう。

勝手なレビュー

1曲目「It's My Job to Keep Punk Rock Elite」

泣きメロ度5 速さ5 カッコよさ5
いきなり来ましたよ!神ってるメロコアナンバーが!
「パンクロックエリートをキープする事が俺の仕事だぜファック」っていうタイトルそのまんまの極上メロコアナンバー!
ともすると、悪く言えばおバカ路線が目立つNOFX及びファットマイク氏ですが、やればこんな泣きまくりのメロコア出来るんだよ、ってかこれが本職だからね!文句無しにカッコいい!1分20秒を超高速で泣きまくる!

2曲目「Kids of the K-Hole」

泣きメロ度4 速さ5 カッコよさ4
前曲の興奮冷めやらぬ中、そのリスナーの気持ちを分かってるかのようにまたまた哀愁漂うメロコアナンバーで攻め立ててきますよ。
サビは少しハードコアチックな抑揚の無いメロディ展開ですが、悪くないですよ。むしろ前曲の良さと対比して、わざとこの路線なのかと思えば、全然悪くない。むしろ抑揚を抑えたサビのおかげで、続く2番のAメロBメロが引き立つ展開にも。

3曲目「Murder the Government」

泣きメロ度2 速さ3+ カッコよさ3
速めのロックナンバーですが、なんだか明るく歌ってますけど、殺人政府!?
KKK(トランプ大統領が擁護したとか何とかで今[2017年8月]話題のアメリカの白人至上主義団体)にリンチしたいとか、NRA(全米ライフル協会)を撃ちたいとか、ロビイストを殺すのに金払いたいとかクソ物騒な曲。お前明るく歌ってる場合じゃないだろうよwww
これが間違いなくパンクだよ。
あっちじゃこんな事言ってりゃ下手すりゃ命取られんだぜ?KKKとかネオナチのデモとカウンターとで暴動になって死人出てるし、日本のヘイトスピーチ()とか言ってデモしてる甘っちょろいのとはエライ違いだよなぁ。
でも今まで何も言われてなかった南軍の将軍だかの銅像をレイシストの象徴とか言ってぶっ倒しまくってるのは何だかなぁ。同じような話は日本でも枚挙に暇が無くて、今まで何も言われてなかった旭日章を突然戦犯旗とか言ったり、ある日突然今まで何も言ってなかった靖国参拝に難癖つけたり、こういう事やる左派ってどっちが暴力的でレイシストなんだろうね。従軍慰安婦なんてのも突然言い出したしね。最近じゃ軍艦島か。トランプの言うようにウヨもサヨもどっちもどっちだよ、マジで。でも日本じゃ2:8?いや1:9くらいで左翼の方が狂ってるけどね。

4曲目「Monosyllabic Girl」

泣きメロ度2 速さ3 カッコよさ3
明るめのロック調ナンバー。たった54秒で終わってしまう。
「Monosyllabic」、訳すと「そっけない」だそうだ。だからそっけなく終わってしまうんだね。

5曲目「180 Degrees」

泣きメロ度3 速さ5 カッコよさ4
突然まさかのスカナンバー、かと思いきや高速メロコアサウンドへ変貌する1曲。メロコア部分はやや抑揚のないNOFX特有の突っ走る感じのメロディ。最後はスカに戻って終わり。面白い1曲です。

6曲目「All His Suits Are Torn」

泣きメロ度2 速さ3 カッコよさ2
またもや8ビートロック調のナンバー。なんか真面目に歌って、そのまま終わる、普っ通ーのナンバー。

7曲目「All Outta Angst」

泣きメロ度3 速さ2 カッコよさ4
今度はマジなスカ、ってかスカパンク、スカコアって感じのナンバー。
いや悪くないよ。カッコいい。西海岸系なスカパンクサウンドで彼ららしからぬメロディだが、カッコいいから変な感じは全く受けない。アリでしょう!

8曲目「I'm Telling Tim」

泣きメロ度4 速さ5 カッコよさ5
これなんだろう、音的にはNOFXの正統派メロコアでカッコいいんだけど、前の曲がランシド風とも取れるスカコアナンバーで、次が「私はティムに伝えている」って?何か意味あるのかな?歌詞翻訳サイトへぶっこんだけど良くわかんないし。本当英語がわかればなぁ。

9曲目「Champs Elysées」

泣きメロ度3 速さ4+ カッコよさ4
続きましてもメロコアナンバーか?と思いきや、あの「おーしゃんぜりぜー」って歌のカバーでした。
あれ?マトモにカバーすんのかい!と思いきや、最後はメロコアカバーとなるのでした。

10曲目「Dad's Bad News」

泣きメロ度3 速さ3 カッコよさ3
まるでBAD RELIGIONを彷彿させるようなイントロから始まるダークなロックナンバー。
まあこのアルバムの中じゃぁ捨て曲になるでしょうね。

11曲目「Kill Rock Stars」

泣きメロ度5 速さ5 カッコよさ5
おーーー!来ましたよ!カッコいい高速泣きまくりメロコアナンバーが!NUFANに勝るとも劣らない悲し気な旋律に、絶妙にハモるコーラス、NOFXがお送りする1分30秒の泣きメロをご堪能ください。2分半は聞きたかったな。

12曲目「Eat the Meek」

泣きメロ度3 速さ1 カッコよさ4
ガチなスカナンバーなんですが。スカパンクじゃないよ、スカだよ。レゲエ調なやつね。
歌い方もレゲエっぽいし、これはこれで完成度高くね?メロコアバンドのくせにカッコいい事できんじゃんよ!
でもどことなく漂うNOFXぽいメロディラインと、無駄な完成度の高さで、カッコよく聞ける!早送り無し!
最後は普通の8ビートになっちゃうのは、やっぱりパンクバンドとして我慢できなかったのか?
夏の夕暮れにぴったりの一曲!

13曲目「The Desperation's Gone」

泣きメロ度5 速さ5 カッコよさ4
コーラスかけたような音の、暗めのベースのリフから始まるメロコアナンバー。曲調はこちらもNOFXらしい、攻撃的な中にも哀愁漂うメロディにお馴染みファットマイク氏のクセのある音程が合ってるのか外れてるのか絶妙なラインのボーカルという構成。カッコいい!

14曲目「Flossing a Dead Horse」

泣きメロ度0 速さ2 カッコよさ2
なんでしょう、これ何てジャンルなのかな?スカ系の歌の間奏にありそうな、スロー目なホーンメインのインストナンバー。これは早送りでよくない?途中からギターとドラムがテンポアップするが、別に、ねぇ。

15曲目「Quart in Session」

泣きメロ度2 速さ2 カッコよさ2
スローなロックナンバー。なんだか最後の方で間延びしてきちゃったなぁ。前作のような展開に近くなってきたぞ。

16曲目「Falling in Love」

泣きメロ度5 速さ5 カッコよさ5
泣きのコーラスが気持ちいいカッコいいメロコアナンバー!秀逸!
アメリカのwikiによると、ファット・マイク氏の友人とその奥さんが一緒に飛行機に乗って、急降下して事故る予定という曲らしい。何て曲書いてんだよwww fallの意味を外人のくせに間違えんなよwww
1番だけですぐ終わっちゃうんだよね。良い歌なのにさ。2番3番やったって2分かかんないだろうよ。やれよ!もっと飛行機落とせよwww

17曲目 隠しトラック

泣きメロ度0 速さ0 カッコよさ1
なんかFMラジオみたいな流れになって、NOFXの音が聞こえてなんかDJがけなすようにブツブツ言って終わる。何だコレ?
しかしアメリカのFMって今どうだか知らないけど、日本の東京キー局のFMって未だにこんな感じだよね。
なんでFMのDJって無理してわざとらしい英語の発音でしゃべるんだろう。ウゼーよね。日本人のクセにさ。
FMでもAMラジオが聞けるようになって凄く管理人は嬉しいよ。あのクソくだらねぇAMのしゃべりを高音質で聞けるんだもんさ。時々結構タメになるんだよね、AMの放送内容って。まあ、テレビと同じで最近結構左寄りになってきたけどさ。
時々車乗ってると、対向車の運転手が一人なのに笑ってるときない?アレ絶対AM聞いてるよなぁ。管理人も長距離運転の時はAMだもんなぁ。東京から福島辺りまで電波入るし。
FMのクソみてぇな番組なんか、音の悪いAMでやってろよ。どうせ流行りのJ-POPとかしかかけねぇクセによぉ。ってディスり過ぎかな?

MELOCOREPUNK.COM管理人の感想

これねぇ、管理人が3枚目くらいに買ったNOFXのアルバムなんだよね。
発売してすぐ買ったんだけど、なにNOFXってカッコいいじゃん!って思いなおしたアルバムっていうかね。口コミとか他のサイトでも、前作「Heavy Petting Zoo」がボロクソ書かれてるんだけど、管理人が最初に買ったアルバムが正にその「Heavy Petting Zoo」だったわけで、これがまたクソだったので、どうもNOFXが管理人の中でちょっとイロモノバンドとしてイメージ付けられちゃったんだよね。
これは発売時期からいっても、当時の世のキッズ達が最初に手にしたNOFXのアルバムはその「Heavy Petting Zoo」だったんだろうと思う訳で、次にこの「so long and thanks for all the shoes」でゴリゴリのノーエフメロコア路線に戻して正解だったと思う。なんせ自称パンクロックエリートなんだからね!

まあ疑問点も今回のレビューで出てきたんだけど、曲紹介でも書いた「tim」って誰なのか?なんでジャケット裏のバーコード上部の「Epitaph」のロゴが傾いて落ちそうになってるのか、ていうか、そもそもなんでファットレックじゃなくてエピタフなん?とかね。まあどうでもいいんだけどさ。

というわけで、当時のNOFXを聞きたいなら、まずコレ!と言っても良いくらいの出来である本作、オススメです!

コメント

  1. 匿名 より:

    これとNO USE FOR A NAMEとNO FUN AT ALLの強力なアルバムが立て続けに発売された97年は非常に思い出深いです。EATマガジンのレビューをバカみたいに何度も何度も読んでCDを買い漁っていた当時が懐かしいです。

    • 確かに1997年は当たり年ですね!全盛期ですもんね!NUFANの「Making Friends」、NFAAの「The Big Knockover」どちらもヤバイですね!当時もネットはありましたが今とは違い役立たずで、情報は雑誌か店頭での試聴、口コミだけでしたよね。近所のレコード店に無いと、わざわざ遠くまでCD買いに行ったり。何だか音楽一つに対しても情熱も行動力もあった気がします。今じゃYouTubeで試聴してアマゾンでポチですからねぇ。どっちが良いのか。懐かしいですね!