TEN FOOT POLE「UNLEASHED」のレビュー



タイトル:UNLEASHED(アンリーシュド)

アーティスト:TEN FOOT POLE(テン・フット・ポール)

概要

カリフォルニアのメロコアバンド「TEN FOOT POLE」の3rdアルバム。1997年3月11日にEPITAPH RECORDSよりリリース。

あ、これHDCDだわ。今PCで再生しながらレビュー書いてるんだけど、ちゃんとメディアプレーヤーに「HDCD」って表示出てるよ。凄い!ってほかのも見たら、メロコア、結構HDCDなのね。
音質が良いとかいって当時話題になったけど、管理人の耳で普通のミニコンポ(懐かしい)で聞いてる分には違いなんて分からなかったなぁ。当時冷凍庫でCD凍らせると音が良くなるとか無茶苦茶言って真面目にテレビで検証してたりしたよね。ミニ四駆の電池も冷やすと回復するとか言ってよくやってたなぁ。最近ミニ四駆、大人にブームなのはいいけどモーターを凍らせて、しかもそれを高く売ってんのね。やってる事当時と一緒じゃんwww

アルバムの話に戻りますw もう当時全盛期を迎えていたメロコアのそのまた王道を行っていたバンドですから、期待通りの明るいメロコアナンバーが目白押し!泣きは控えめでカラッとしたカリフォルニアの正統派メロコアって感じの1枚です。

勝手なレビュー

1曲目「Fiction」

泣きメロ度3 速さ5 カッコよさ4
良い感じのカッコいいメロコアナンバーで始まります!いや期待が高まりますね!テンポダウンを気にしない方ならその期待は裏切られる事はありませんよ!

2曲目「John」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ4
ちょっぴり哀愁漂いながらも明るさを失わないTEN FOOT POLE節とでも言うか、そんな感じで突っ走るカッコいいメロコアナンバー!と思いきや、途中でまさかのテンポダウン。すぐテンポは回復するだろうとタカをくくっていると、結局そのまま終了...。このせいで速さとカッコよさ1つ引いて4ですね。

3曲目「It's Not Me」

泣きメロ度3 速さ4 カッコよさ4
こちらも中々速いぞ、いいぞ、と思って聞いてるとサビでテンポダウン。この展開って何なの?やたらアメリカのメロコアバンドってこれやらない?ドラムが疲れんの?わかりませんが。これも前半は速さもカッコよさも5だけど1引いて4だわ。

4曲目「Denial」

泣きメロ度4 速さ5 カッコよさ4
いいねぇ、これもしょっぱなから飛ばしてるよ。このまま最後まで行くかなぁ。おーサビのライドシンバルの連打がカッコいいわぁ。おーっと1分30秒過ぎからまさかのテンポダウン!結局これかぁ。と思ったら2分過ぎからテンポは回復し最後まで突っ切った!合格!てか一体何のレビューなんだw

5曲目「What You Want」

泣きメロ度2 速さ2 カッコよさ2
哀しそうなバラード(?)ナンバー。なんかビルボードチャートによく入ってるセルアウト曲って感じの一曲。早送りだね。

6曲目「Daddy」

泣きメロ度5 速さ3+ カッコよさ4
これ当時管理人のオリジナルカセットテープには必ず入ってたんだよね。当時何がそんなに気に入ったのか覚えてないんだけど、きっとこんなのが当時は良かったんだろうね。曲自体はちょっと遅めな哀愁漂うメロコアナンバー。確かに悪い曲じゃないけど、今だったらこれカセットには入れないよなぁ。てかカセットに録音とか、今考えると物凄く時間効率悪い事してたよね。でもその方が1曲1曲を大事にしてたような気がする。今なんかYouTubeで聞いて、気に入ってさらにコレクター的な目線にまでならないとCDなんて買わないもんね。

7曲目「Damage」

泣きメロ度4 速さ4 カッコよさ4
イントロからミディアムナンバーかと思ってると、そこから一気にテンポアップ!最期までツタツタビートで突っ走る。もう一ひねり何かあればもっとカッコよくなりそうだが、いやいや、悪くないですよ。

8曲目「Too Late」

泣きメロ度4 速さ3 カッコよさ3
イントロの展開からまた高速メロコアナンバーを想像してると、バース1でテンポダウン、おいふざけんなよ、と思っていると、ギターソロになってようやくツタツタビートが復活。このギターソロ、なんか当時の日本のV系みたいなメロだなーなんて聞いてると、またもやギターソロ明けからテンポダウン。続いて2回目のギターソロ、そしてテンポアップ。そしてそのまま曲は糸冬~了...。

9曲目「Excuses」

泣きメロ度2 速さ2 カッコよさ1
なんかカントリー調な変な歌。どうでもいい。早送り。

10曲目「Pride and Shame」

泣きメロ度4 速さ4- カッコよさ4
いいですねぇ。イントロの明るめなリフからの暗めな歌い出し。メロコアの見本のような展開ですよ。サビではちょっと抑揚のないハードコアのような音階ですが、ツタツタビートのテンポは落ちません。2番に入っても突っ走りますが、あーっと、途中でまさかのテンポダウンだ。しかしギターソロで持ち直し、たかに思ったらまたダウン、その後3番ではまたテンポアップ。まあ及第点としておきましょう。

11曲目「Regret」

泣きメロ度5 速さ3+ カッコよさ3
前曲と同じような哀愁切ない系な歌い出しで始まるメロコアナンバー。だけどこれもなぜテンポダウンするの!?馬鹿なの?死ぬの?テンポダウンからテンポは回復しツタツタビートで最後を目指しますが、やっぱり途中でテンポダウン。もういいや。

12曲目「Hey Pete」

泣きメロ度3 速さ2 カッコよさ2
フォークソングか何かですか?ポップス?アウトロのギターはこれも日本のV系を連想されるようなフレーズ。どうでもいいや、早送り。

13曲目「A.D.D.」

泣きメロ度3 速さ3+ カッコよさ3
これも結局アレですよ、サビでテンポ落として休憩しやがるんですよ。間奏に至ってはハードロックか何かですか?そこからテンポアップしたと思うのも束の間、またテンポダウン。これあれですか?メロコア要素を取り入れたロックって事ですか?そんなこんなでどうも不完全燃焼のまま終了!

MELOCOREPUNK.COM管理人の感想

実はこれ管理人は当時リアルタイムで購入して聞いていたはずなんですが、あんまり印象に無いんだよなぁ。当時10代のガキだったんで、今以上に泣きのメロコアしか許さない!って感じだったから、このTEN FOOT POLEみたいな明るいメロコアはあんまり興味持たなかったんだろうね。途中でドラムがテンポダウンするのも頻繁だし。その証拠に当時自分で好きな歌集めて作ったカセットテープには、ちょい哀愁系でテンポの安定した6曲目の「Daddy」ばっかり録音されてるし。
だがしかし、30代も後半になった現在改めてじっくり聞くと、いやこれ実は隠れた名盤なんじゃないかってくらい正統派なメロコアナンバーの見本市みたいな感じですよねぇ。でもTEN FOOT POLEに限んないんだけど、なんで最後までツタツタビートを貫き通さないわけ?なんでちょいちょいテンポダウンして休憩取るわけ?隠れた名盤の前言撤回w 隠れてるには隠れてるなりの理由があるって事でした。

ジャケットの、車名わかんないけどなんかアメ車の旧車のナンバーに噛り付く犬の絵も向こうっぽいけど、ジャケット内の写真にやたら当時のパンク界隈の人と思われる日本人と日本の風景が写ってて、てか普通にハイスタ写ってんだけど、当時いかに日本のシーンが熱かったか、そして外人にとって日本という東洋の変な国が面白かったか、がよく伝わってきますね。

ハイスタとの交流も厚いらしいし、ちょうどこの記事を書いている2017年6月には日本ツアーも回ったという事で、まだまだ日本のリスナーを動員できるくらいの人気があるって事ですよね!つまりそれは、日本にまだまだメロコアシーンが生きているという証左でもあるわけですね!

明るいメロコアを聞きたいなら、まあまあオススメの一枚!